グリーンニュアンスの暖かなフローラルが、ハキハキした上品なイランイランへと高まり、ゆっくりと、優しいミルキーウッディーに落ち着いていく、緻密に計算された、上品で明るいフレグランス。

その時代を感じさせない優しい香りは、まさに普遍的で、名香と呼ばれるに相応しい作品です。

名香特集第5弾は、「キャロン フルール ド ロカイユ」の「エレガント感」がどこからくるのかを探るべく、香りを徹底レビューしました。

「美人」を印象づける足し算引き算が学べる、テクニカルな名香です。
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