ミルキーなグルマンの香りにベリーが甘酸っぱさを添えた、女の子を幸せにしてくれる、切ないほどに懐かしい甘さ。
イタリアのコスメティック・ブランド、AQUOLINA初のフレグランスは「お菓子の香り」をこれでもかというほど追求した意欲作。激甘スウィート・コットンキャンディーMAXのその名は「ピンクシュガー」!!
ティーン向け全開ですが、なめちゃいけません。
潔いほどの砂糖MAXは妙に癖になる上、ストレートなグルマン・スウィートは「幼い頃に食べたあの日のお菓子」をふと心に蘇らせて、切ないような幸せな気分にしてくれます。
うっかり虜になってしまった、ハッピーになれる香りです^^
アクオリナ ピンクシュガー
香調:フローラル・フルーティー・グルマン <レディース>
もくじ
トップノート「ぽかぽかしたフルーティーな美味しさで始まります」
ジューシーなオレンジに、ポカポカのお日様のような暖かなフルーティーさを振りまくフィグリーフ(いちじくの葉)、そこにラズベリーの甘酸っぱさと、ベルガモットのまろやかな柑橘類の香りが加わって、美味しさあふれるハーモニーを奏でます。
*可愛いジューシーな香り。フィグリーフのぽかぽかとした香りが、シトラスの切ないような香りに絶妙にマッチしていて、ウキウキしてしまうようなトップ・ノートです^^
ミドルノート「童心に返るピュアで澄んだ懐かしい、あの日のお菓子の香り」
ピュアなリリー・オブ・ザ・ヴァレイ(すずらん)に、ガツーンとぶつかるコットンキャンディ(わたあめ)!そこにリコリスブロッサム(甘草の花)がふんわりとした風味を、レッド・ベリーの甘酸っぱい香りがキュートな味わいを添えてひろがります。
*クリアでピュアなグルマン。どーんと構える甘さを決して邪魔しないスズランが健気です。混じりっ気のない澄んだ透明感のある甘さは、他のグルマン系フレグランスにはない特徴的な香り。
お菓子の幸せな甘い香りがストレートに表現されていて、妙に癖になります。記憶を刺激するような、童心に返る香りです…^^
ラストノート「オーブンの中には、芳ばしい焼きたてのお菓子が入ってる」
ほろ苦いキャラメルがクリーミーに溢れ出し、華やかなバニラがふんわりと空間を広げる。そして、トンカビーンの複雑な芳ばしさが奥行きを、ムスクのパウダリー感がもったりとした質量感を与えます。
ニコニコしちゃうグルマン全開の香り。トンカビーンが作り出す芳ばしさがもう何ともいえない風味になっていて、幸せな気持ちになる甘さです^^
こんな方におすすめ&香りについて
* 甘い香りが大好き
* ピュアで透明感のある甘い香りを探している
* リコリスが好き
* ベリーの甘酸っぱさ&お砂糖の甘さがすき
* クリーミーなグルマン(お菓子のよう)な香りを愛している
* 切なくなるほどの懐かしい甘い香りで、童心に返りたい
「The 綿菓子」なフレグランスです!
滑らかなグルマンの香りにベリーが甘酸っぱさを添えた、とびっきりの甘さ。
ここまでストレートに「砂糖のもつ幸福感」を表現したフレグランスは他にはありません。混じりっけのない透明感あふれるグルマンさが癖になる、女の子が幸せになれる香りです^^
甘い香りなので冬にとても似合いますが、夏の夜、縁日の綿あめの芳ばしさがノスタルジックなように、暑い季節の夕暮れ以降につけるのもおすすめです。
香りの成分&いろいろ
<トップノート> オレンジ, フィグリーフ, ラズベリー, ベルガモット
<ミドルノート> レッド・ベリー, リリー・オブ・ザ・ヴァレイ, リコリスブロッサム, コットンキャンディ
<ラストノート> キャラメル, バニラ, ムスク, トンカ
2004年発表
ボトルに描かれた繊細なリボンが、キャップでぐるぐるの渦巻きになってるユーモラスさ。このフレグランスの甘い綿菓子のような世界は、そんな楽しさに満ちています。
絵画のようなフレグランスも素敵だけれど、お気に入りのTシャツのキュートなプリントのようなフレグランスも素敵。
日常の一こまをポコッと切り取ったような風景は、くすぐったいような甘さで胸をときめかせてくれます。「あれが欲しいの!」って駄々をこねたときの、何とも甘やかなエネルギーに満ちた心地。私はこの香りを嗅ぐと、いつもそんな子供の頃のワガママな感覚を思い出します。
香りが導く感覚と、やわらかな思い出。フレグランスに感情移入して辿るストーリーが、忘れかけた「幸せ」の感覚を呼び覚まして、そっと心に寄り添ってくれる。素敵な体験です。