フレッシュなシトラスが、クリーンでスパイシーなホワイト・フローラルへ高まり、ラストは甘いムスクに落ち着く、爽やかに洗練されたフレグランス。
アメリカのファッションブランド、キャロライナヘレラの都会的なセンスを色濃く反映した「212」は、クールな女性の「今」を感じさせる香り。
一日の活力を与えてくれる、石鹸のように柔らかな香水です。
キャロライナヘレラ 212
香調:フローラル・ウッディー・ムスク <レディース>
もくじ
トップノート「クリーンで爽やかなシトラス」
ジューシーなマンダリン・オレンジに、ベルガモットが苦くて酸っぱいアロマテッィクな深みを添える。その柑橘の香りを、カクタス・フラワー(サボテンの花)の草のようなグリーン感が支え、オレンジ・ブロッサムがクリーンな甘さでまとめ上げます。
*爽やかなシトラスの香り。ベルガモットを強く感じます。
ユニセックスな印象の、クリーンでサッパリとしたシトラス・ノート。
ミドルノート「洗練された女性のための、都会的なフローラル」
エアリーなジャスミンのグリーン感を、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ(すずらん)が清らかなニュアンスに整える。そして、スパイシーで蝋のようなリリー(ゆり)にガーデニアがぴりっとした辛みを、フリージアがペッパーでフレッシュなフローラル感を足し、ローズが全体をフェミニンかつエレガントにまとめ上げます。
*スパイシーなホワイト・フローラルの香り。
フリージアやリリーの刺激的なフローラルを強く感じます。甘過ぎず、ゴージャス過ぎずの洗練された爽やかさ。
都会的でクールな印象です。
ラストノート「石鹸のような軽い甘さです」
サンダルウッドのミルキーなオリエンタル感を、パウダリーなムスクが柔らかく包み込みます。
*軽くてまろい甘い香り。ムスクを強く感じます。
サンダルウッドの優しいウッディ感と、パウダリーなムスクの甘さがふわっと広がる、澄んだムスキー・ノートです。
こんな方におすすめ&香りについて
* オフィスに合う、洗練されたフレグランスを探している
* 清潔でグリーン感をもったフローラルを探している
* ムスクの甘さが好き
* さっぱりとしたシトラス系の香りが好き
* ホワイト・フローラルの、柔らかな香りが欲しい
都会的な爽やかさが魅力の、フローラル・ウッディ・ムスクの香り。
フレッシュなシトラスから始まり、クリーンでスパイシーなホワイト・フローラルへ。最後は軽やかなムスクへと落ち着きます。過剰な甘さやゴージャスさのない、上品でさりげない香りなので、オフィスや学校にもぴったりです。
NYの街をイメージしたという洗練された都会的な香りは、近未来的なカプセル型のパッケージのイメージそのまま。クールで爽やかなフローラルなので、世代を問わず、そして香水が苦手な方でもお楽しみいただける優しさです。
クールに決めるなら、このまとい方
腰や太ももなどに軽くスプレーするのがおすすめ。低めで服に隠れる位置につけると全身をふんわりカバーしてくれるので、柔らかく香らせることができます^^
穏やかに、そして何より自然に香らせると、とても洗練された印象になります。
香りの成分&いろいろ
<トップノート> オレンジ・ブロッサム, マンダリン・オレンジ, カクタス・フラワー, ベルガモット
<ミドルノート> ホワイト・カメリア, リリー, ガーデニア, フリージア, ジャスミン, ローズ, リリー・オブ・ザ・ヴァレイ
<ラストノート> サンダルウッド, ムスク
調香師 Alberto Morillas
まさに「今」、世界中にこの香りを纏っている女性がいるんだと思うと、なんだかとてもわくわくします。
いろんな人々、それぞれの生活、たくさんの人生……。
流れる時間に埋め込まれていくフレグランスの不動の香りは、「過去」や「今」、色んな瞬間を切り取って、そっと記憶に留めてくれる、素敵なタイムマシーンです。