清潔感とは?石鹸やシャンプーの香りの香水19選

石鹸の王道の香調、ローズを中心とするバランスの良いフローラル香水と、柔らかいシトラスやグリーンフローラル、ホワイトフローラルの香りの香水を集めました。

日本人好みの淡い香りから、お風呂上りのような香りのもの、なかには実際に石鹸として販売されているものまで!
ニュアンスは様々ですが、どれも清潔感あふれる優しい香りです。

*この記事は「ローズ香水123選」の「ピオニー・石鹸系フローラル」に、その他の石鹸香水を8つ加えたものです。
ホワイトフローラルがメインの石鹸香水をお探しの方は、『スズラン香水まとめ』『ガーデニア香水まとめ』や『フリージアの香りの香水26選』『キャロライナヘレラ 212 』の記事もおすすめです。

「石鹸以上ベビーパウダー未満」といった、より淡くまろやかな印象の香りは、「赤ちゃんの匂い&ベビーパウダーの香りの香水15選」に再編成しました。

もくじ

ステラマッカートニー ステラ(高級石鹸の香り)

stella
ステラ マッカートニー ステラ
* Stella McCartney Stella *
香調:フローラル <レディース>

エレガントでソフト。
高級ローズ石鹸のような香りです。

2003年発表 * 調香師 Jacques Cavallier

<トップ> ローズのロマンチックな華やかさに、ピオニーが甘酸っぱさとフレッシュ感を、マンダリンが爽やかさとジューシーなシトラス感を絡めます。

<ミドル> ローズアブソリュ―トの濃厚で甘い、ほんのりスパイシーな薔薇の香りがいっぱいに広がります。

<ラスト> アンバーの温かみのあるセンシュアルなアニマル感が、甘く広がります。


*ほど良くパウダリーな、洗練されたローズ&アンバー香水。

青みや重さとは無縁。薔薇の花びらをマシュマロで包んだような、透明感あふれる淡い香りです。シンプルで澄んだ香調なので、年代や性別を問わず、香水が苦手だという方にも受けが良いです。
しっかり薔薇の魅力を感じさせつつ、石鹸のようなソフトな質感と清潔感を大切にした、モダンローズ香水の傑作です。

[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム

ジェニファーロペス グロウ(ムスク&ホワイトフローラル系)

glow
ジェニファーロペス グロウ バイジェイロー
* Jennifer Lopez Glow *
香調:フローラル <レディース>

フェミニンで清らか。
石鹸みたいな優しいムスクが魅力です。

2002年発表 * 調香師 Louise Turner, Catherine Walsh

<トップ> ネロリ(ビターオレンジの花から採れる精油)のシトラスニュアンスの清らかなフローラルがあふれ出し、ピンクグレープフルーツがクリアな苦みと酸味を絡めます。

<ミドル> ローズのロマンチックな華やかさに、ジャスミンがセンシュアルなグリーンニュアンスを、オレンジブロッサムがクリーンなフレッシュ感を絡めます。

<ラスト> ムスクの清潔感あふれるパウダリー感がゆったりと広がり、バニラが明るい甘さを、サンダルウッド(白檀)がミルキーなウッディー感(木の香り)を絡める。そこに、アイリス(ニオイアヤメ)が大地の香りの澱粉感を、アンバーが温かみのあるアニマル感を添えて、全体に深みを出します。


*シトラス系ホワイトフローラルが、クリーンなローズ&ジャスミンへと高まり、ゆっくりと、甘く柔らかなムスクに溶けていきます。

「石鹸みたいな香り」で有名な、大人気の香水。
ムスクがしっかりと効いた石鹸のような質感に、爽やかなホワイトフローラルとフェミニンなローズが合わさった、清潔感あふれるバランスの良い香りです。

[持続性] ★★★★☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム

ウッズ オブ ウィンザー(英国庭園をイメージ)

woodsofwindsor
ウッズ オブ ウィンザー トゥルーローズ
* Woods of Windsor True Rose *
香調:フローラル <レディース>

リアル志向のナチュラル派。
由緒正しき、清らかな薔薇石鹸香水です。

<シングル> ダマスクローズの蜂蜜の混ざったようなクラシカルでロマンチックなバラの香りがあふれ出し、ブルガリアンローズが艶やかでフルーティーな華やかさを、バイオレットリーフがメタリックなグリーンニュアンスを、フリージア(浅黄水仙)がペッパーなグリーン感を添えます。


*ほんのりグリーンな、正統派ローズ香水。

英国庭園をイメージしたという、クラシカルなのにどこか新しい、タイムレスな香りです。
1770年にウィンザー城近くで創業した当時の秘伝のレシピをもとに、丁寧に作っているのだそう。

プッシュした直後はリアルな薔薇のような青みが少し感じられますが、それらが飛んだ後は、とても柔らかいローズの香りが残ります。

『ウッズオブウィンザー』ではこの香りを使ったローズ石鹸の他、ラベンダーやジャスミンなどの魅力的なバリエーションが揃っています。どれもソフトですっきりしたお風呂上がりのような香りなので、天然系や石鹸系が好きな方におすすめ。


[持続性] ★★☆☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム

クリーン ウォームコットン(湯上り系)

warmcotton
クリーン ウォームコットン
* Clean Warm Cotton *
香調:フローラル・ウッディ・ムスク <レディース>

爽やかで瑞々しい。
『清潔感』を体現した香水です。

2007年発表

<トップ> シトラス(柑橘ミックス)の明るい酸味がジューシーに広がり、レモンバーベナがきらきらとしたレモン風味のハーバル感を絡めます。

<ミドル> シーノート(海をイメージしたマリンノート)の清々しいウォータリー感に、オレンジブロッサムがクリーンでフレッシュな華やかさを、フルーツノートがバランスの良い明るい甘みと酸味を絡めます。

<ラスト> ムスクの清潔感あふれるパウダリー感がゆったりと広がり、ファーン(シダ植物をイメージしたファンタジーノート)が軽いフゼア系(ラベンダーやクマリン、オークモス等のミックス)の静かなバニラ風味ハーバル&グリーンニュアンスを、アンバーが温かみのあるナチュラルな甘さを添えます。


*ハーバルなシトラスの香りが、ウォータリーなホワイトフローラルへと高まり、ゆっくりと、爽やかなムスクへ溶けていきます。

印象派の絵画や音楽のような、個々の素材を超えた『イメージ』を表現した香水。
洗いたての衣類や、シャワーを浴びた後の「あの清潔感」を、ギュッとボトルに詰め込んだ香りです。

シトラスもグリーンもフローラルもどれもとても曖昧で、香り自体を楽しむというよりは、清々しいウォータリー感や爽やかな付け心地、ラストでは石鹸の残り香のようなすっきりとしたパウダリー感を楽しむ、という感じです。


[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム

フルール ド オンブルローズ(万華鏡フローラル)

ombrerose
ジャン シャルル ブロッソ フルール ド オンブルローズ
* Jean Charles Brosseau Fleurs d’Ombre Rose *
香調:フローラル・フルーティー <レディース>

淡くてジューシー。
日本的で奥ゆかしい香りです。

2010年発表

<トップ> オレンジとタンジェリンのジューシーで甘い香りに、ルバーブがピリッとした爽やかな酸味を、メロンとアップルが柔らかなフレッシュ感を絡める。そこに、グレープフルーツとベルガモットがほんのり苦いエレガントなシトラス感を、ブラックカラント(クロスグリ/カシス)が癖になる明るいベリー感を添えて、香りを活気づけます。

<ミドル> ローズのフェミニンな香りがゆったりと広がり、ジャスミンがセンシュアルな、フリージアがペッパーなグリーンニュアンスを絡める。そして、ピーチがジューシーな淡いフルーツ感でそれらをまろく包み込み、マンゴーがトロピカルな甘さで深みを出します。

<ラスト> オリスルートの大地を感じさせる僅かに苦いパウダリー感に、ムスクがセンシュアルな甘さを、サンダルウッド(白檀)とベチバーがミルキーで落ち着いたウッデイー感(木の香り)を、アンバーがぬくぬくとしたアニマッリックな甘みを絡めます。


*酸味の効いた明るいオレンジの香りが、フルーティーな淡いローズ&ジャスミンへと華やぎ、ふんわりと、静かなパウダリーノートへ着地します。

日本の気候や日本人の好みに合うように作られた、淡くて優しい香水。
『オンブルローズ オリジナル』の古典的なパウダリー感を抑えて、陽気なフルーティー・ニュアンスとウォータリー感をプラスした、モダンで若々しい香りです。

石鹸そのものというよりは、湯上りやシャンプーの残り香のような印象。
どの素材もガツンとした主張はせずに、淡いフルーティー・フローラルのシャボン玉の表面に、万華鏡のようにクルクル、チラチラと、時折その表情をのぞかせる感じです。


[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム

ティエリーミュグレー コロン(モロッコ石鹸)

MuglerCologne
ティエリー ミュグレー コロン バイ ミュグレー
* Thierry Mugler Mugler Cologne *
香調:シトラス・アロマティック <ユニセックス>

クリーンで爽やか。
「石鹸」をテーマにした、ユニークな香水です。

2001年発表 * 調香師 Alberto Morillas

<トップ> ネロリ(ビターオレンジの花から採れる精油)のシトラスニュアンスの涼やかなフローラルの香りに、プチグレイン(オレンジ・ビターの葉と枝からとれる精油)がグリーンでウッディーなニュアンスを、ベルガモットがアロマティックで明るい苦みと酸味を絡めます。

<ミドル> 「Sノート」と名付けられた(調合の詳細は秘密だそうです)、石鹸のように優しい、独自のグリーン系フローラル&ウッディーの香りが広がります。

<ラスト> ムスクのけぶるようなパウダリー感が、ゆったりとたゆたいます。


*立体的なシトラス系フローラルの香りが、清潔感あふれる石鹸の香りへとうつり、ゆっくりと、甘いムスクにとろけます。

ブルガリの『ブルー』や『オムニア』シリーズ、『CK One』や『ランコム ミラク』、『ジバンシイ パイ』、『キャロライナヘレナ 212』シリーズなど数々のヒット作を生み出した調香師、アルベルト・モリヤス氏が、彼のお気に入りの「モロッコの石鹸の香り」を再現したという、まさに石鹸好きのための石鹸香水。

爽やかさの中にどこかエキゾチックなニュアンスが混ざった、(おそらく)シプレ系やサンダルウッドをベースに、シトラスやムスクで明るさや清潔感を演出した、とても爽快な香りです。


[持続性] ★★★★☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋 / デイタイム

モスキーノ フレッシュクチュール(モダンすぎる柔軟剤香水)

freshcouture
モスキーノ フレッシュ クチュール
* Moschino Fresh Couture *
香調:フローラル・フルーティー <レディース>

淡くて柔らか。
奇抜なボトルとは裏腹の、真面目な「石鹸」の香りです。

2016年発表 * 調香師 Alberto Morillas

<トップ> ベルガモットの苦くて酸っぱいエレガントなシトラス感に、マンダリンがジューシーな甘みを、イランイランがほんのりエキゾチックな華やかさを絡めます。

<ミドル> ホワイトピオニーのフレッシュで甘酸っぱいフローラル感があふれ出し、オスマンサス(金木犀)が熟したフルーツのような甘いニュアンスを、ラズベリーがウッディーニュアンスの落ち着いたベリー感を添えます。

<ラスト> ウッディーノートのバランスの良い柔らかな木の香りに、アンブロックス(アンバーグリスの香りを再現した合成香料)が肌馴染みの良いセンシュアルな甘さを、パチョリがほんのりスパイシーなハーバル感を添えます。


*ウォータリーなシトラスの香りが、フルーティーなピオニーへと華やぎ、ふんわりと、落ち着いた甘い香りに溶けていきます。

上記の『ミュグレー・コロン』を手掛けたアルベルト・モリヤス氏が調香をつとめた、「洗剤」のようなボトルの中に、意外なほど優しくて誠実な「石鹸」っぽい香りが鎮座する、遊び心があふれ過ぎている新作香水。

「ありふれた日用品の中に、上質なオートクチュールのようなものが込められていたら……」というテーマだそうですが、見た目と中身のギャップがありすぎて、むしろ「主張しすぎな香りの柔軟剤」への皮肉にも思える逸品。

そんじょそこらの「ボディソープ」や「シャンプー」より余程ソフトで清潔感あふれる、万人受けする石鹸系シトラス&フローラルの香りです。(とてもザックリした表現をするならば、「ステラマッカートニー ステラ」や「ロジェガレ」のような「ローズ&ピオニー」の古典的な石鹸の香調から、ローズをズバッと抜いてシトラスを投入した、軽くてモダンな香りです。)


[持続性] ★★☆☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋 / デイタイム・ナイトタイム

ジュリエットハズアガン ミスチャーミング(薔薇と苺の香り)

juliettehasagun
ジュリエット ハズ ア ガン ミス チャーミング
* Juliette Has A Gun Miss Charming *
香調:フローラル・フルーティー <レディース>

超絶ふわふわ系!
イチゴとムスクが効いた、ラブリーな香りです。

2006年発表 * 調香師 Francis Kurkdjian

<シングル> モロカンローズ(モロッコローズ)のほんのりスパイシーで濃厚な華やかさがゆったりとあふれ出し、ストロベリー(いちご)とワイルドベリーがジャムのような無邪気な甘酸っぱさを、ライチが繊細なトロピカル感を、ムスクが清潔感あふれる甘いパウダリー感を絡めます。

*ふわふわ柔らかい、薔薇と苺の香り。

『ステラ』を高級石鹸とするなら、この『ミスチャーミング』はキュートな妹分、もしくはお姉さんのシャンプーの香り。

バラ&ベリー香水に分類しようか迷うくらいしっかりイチゴも香るのですが、それと同時にムスクの存在感抜群なパウダリー感が全体のトーンをとてもソフトにしていて、清潔感やフレッシュ感といった石鹸香水的な魅力を多分に感じられるので、こちらに分類。

天真爛漫な明るい表情と、石鹸のような優しいトーンを併せ持った香水です。


[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム

フィロソフィー アメイジンググレイス(美麗なムスク&フリージア)

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フィロソフィー アメイジング グレイス
* Philosophy Amazing Grace *
香調:フローラル <レディース>

凛として清らか。
羽衣のように美麗なムスク香水です。

<トップ> グレープフルーツのクリアな苦みと酸味に、ベルガモットが上品な明るさを、マンダリンが甘やかなジューシー感を絡めます。

<ミドル> フリージア(浅黄水仙)の艶やかでペッパーなグリーン感があふれ出し、ジャスミンが草の葉のような爽やかな青みを、ローズ(薔薇)がフェミニンな華やかさを添えます。

<ラスト> ムスクの清潔感あふれる甘いパウダリー感が、柔らかく、濃厚に広がります。


*エレガントなシトラスの香りが、爽やかなフリージアへと華やぎ、ゆっくりと、濃厚なムスクに溶けていきます。

すっきりとした、ともすればクールになりがちなフリージアの香りを、これでもかと投入したムスクでふわっふわに仕上げた香り。

グリーン系がきつく香りやすいタイプの方には微妙ですが、ムスクがふっくら柔らかく香るタイプの方には、超絶おすすめ。
淡く霞がかった、石鹸のような甘さの中に見え隠れする凛としたフリージアが、とても美しいです。


[持続性] ★★☆☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム

サムライウーマン シャンパンローズ(お風呂上がり系)

samourai
サムライウーマン シャンパンローズ
* Samourai Woman Champagne Rose *
香調:フローラル・フルーティー <レディース>

ほんのりグリーンでパウダリー。
万人受けする、お風呂上り系ローズです。

<トップ> ベルガモットのアロマティックな酸味と苦みに、レモンがキラキラした明るいニュアンスを添えます。

<ミドル> モダンローズの紅茶ニュアンスの爽やかなバラの香りに、ワイルドジャスミンがセンシュアルなグリーン感を、ピンクピオニーがフレッシュな甘酸っぱさを絡める。そして、ペアー(洋梨)がほんのりグリーンな洗練されたフルーティー感で、スパイシーノートが快活な温かみで全体に奥行きを出します。

<ラスト> ホワイトムスクの清潔感あふれる甘さがゆったりと広がり、アイリス(ニオイアヤメ)が大地の匂いのパウダリー感で深みを出す。そして、シダーが甘くスパイシーなウッディー感を、アンバーがオリエンタルなアニマル感を、ラズベリーが落ち着いたベリー感を添えます。


*明るいシトラスが、グリーンニュアンスのローズへと華やぎ、ラストはパウダリーなムスクに落ち着きます。

サムライウーマンのお姉さんバージョンといった趣。
グリーンニュアンスの爽やかなバラ系フローラルと、清潔感あふれるパウダリーなトーンが、かなりお風呂上がりっぽいです。


[持続性] ★★☆☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム

トミーヒルフィガー トミーガール(レモン&ホワイトフローラル)

tommygirl
トミーヒルフィガー トミーガール
* Tommy Hilfiger Tommy Girl *
香調:フローラル・フルーティー <レディース>

クリアで爽やか。
林檎の花とレモンの清楚な香りです。

1996年発表 * 調香師 Calice Becker

<トップ> アップルツリーブロッサム(林檎の花)の明るくフルーティーな香りに、カメリア(椿をイメージしたファンタジーノート)がバランスの良い清楚な華やかさを添える。そこに、マンダリンがジューシーな、ブラックカラント(クロスグリ/カシス)が癖になるベリーの甘酸っぱさを絡めます。

<ミドル> レモンのきらきらとした酸味に、グレープフルーツがクリアでビターなシトラス感を、ハニーサックル(忍冬/スイカズラ)がジャスミン系のフルーティーな華やかさを、リリー(ゆり)がスパイシーなグリーンニュアンスを絡める。そこに、ローズ(薔薇)がフェミニンな甘さを、ミントが涼やかなハーバル感を添えて香りを活気づけ、バイオレット(ニオイスミレ)が柔らかなパウダリー感で全体に深みを出します。

<ラスト> マグノリア(木蓮)の上品でフレッシュな甘い香りに、ジャスミンがグリーンで爽やかなフローラル感を絡める。そして、シダーがエネルギッシュでほんのりスパイシーな、サンダルウッド(白檀)がミルキーでオリエンタルなウッデイー感(木の香り)で香りに奥行きを出し、レザー(革)がドライでソフトなアニマルニュアンスを添えます。


*清楚でフルーティーな椿ノートが、爽やかなシトラス&グリーンフローラルへと高まり、ゆっくりと、甘いマグノリアへ落ち着きます。

スポーティーでアメリカンな、レモン&ローズ系ホワイトフローラル香水。
外国製のシャワージェルのような、エアリーで酸味の効いた香りです。


[持続性] ★★★★☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏 / デイタイム

メゾンマルタンマルジェラ レイジーサンデーモーニング(薔薇&ムスク)

lazysundaymorning
メゾン マルタン マルジェラ レプリカ レイジーサンデーモーニング
* Maison Martin Margiela Lazy Sunday Morning *
香調:フローラル・ウッディ・ムスク <男女共用>

ムスキーでしっかりローズ。
薔薇石鹸を人肌に温めた、けだるい香りです。

2012年発表 * 調香師 Louise Turner

<トップ> ペアー(西洋梨)のリンゴ風味の洗練されたフルーティー感に、リリーオブザバレー(すずらん)がグリーンニュアンスの明るい華やかさを、アルデヒドがセンシュアルな暖かみを添えます。

<ミドル> ローズの優雅な香りがあふれ出し、アイリス(ニオイアヤメ)が茹でた人参と土を混ぜたような大地を感じさせるパウダリー感を、オレンジブロッサムがクリーンな甘さとフレッシュ感を絡めます。

<ラスト> ホワイトムスクの清潔感あふれる甘いパウダリー感に、アンブレット(植物由来の天然香料/ムスクマロウ)がほんのりメタリックなムスキーニュアンスを、インドネシアン・パチョリがハーバルなスパイシー感を絡めます。


*グリーンニュアンスの西洋梨が、パウダリーな薔薇へと華やぎ、ゆっくりと、明るいムスクに落ち着きます。

『ジェニファーロペス グロウ』や『クロエ ラブ』シリーズの調香師ルイス・ターナーによる、『けだるい日曜の朝』の香り。

明け方に浴びたシャワ―の残り香に包まれて、窓から差し込む淡い陽の光の中でシーツにくるまっているような、清潔感とエロティシズムが混じり合った逸品。

ほど良くパウダリーで甘め。しっかり薔薇の香りが楽しめる、人肌恋しくなるムスク香水です。


[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム

ロジェガレ(完璧に香水石鹸!)

roggergallet
ロジェガレ ローズ
* Roger Gallet Rose *
香調:フローラル <レディース>

トラディショナルな「ザ・ローズ石鹸」。
ソフトで清潔感あふれる香りです。

2007年発表

<トップ> ローズペタルのロマンチックな香りに、マンダリンオレンジが甘くジューシーなシトラス感を絡めます。

<ミドル> ネパールローズのすっきりとした華やかさがあふれ出し、ピオニーがフレッシュな甘酸っぱさを、ホワイトフローラル(ジャスミンやオレンジブロッサムなどのミックス)が清潔感と爽やかなグリーンニュアンスを絡めます。

<ラスト> アーモンドのソフトで瑞々しいビタースウィート感に、アンバーが温かみのある甘いアニマル感を添えます。


*甘すぎず、派手すぎず。清潔感あふれる優しいローズの香り。

これぞ石鹸香水のお手本!
ローズの甘美な香りを大切にしつつ、爽やかさや清潔感、フレッシュな印象といった、石鹸に求められる重要な要素をきっちりと満たしています。

ロクシタンやハウスオブローゼなどの昨今流行しているタイプの香りではなく、「贈り物やバザーで出会うような、あのトラディショナルなローズ石鹸の香り」を探している方に、まさにおすすめ。(ロクシタン等のローズ香水はこちら、『バラ&ベリーの香りの香水15選』でご紹介しています)

このトワレと同じ香りの香水石鹸、ボディケア用品も充実しているので、ライン使いも楽しめます。

[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム

ジルカンチュエル クレアチュールアンジ(桃の香りのフローラル)

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ジルカンチュエル クレアチュール アンジ
* Gilles Cantuel Creature d’Anges *
香調:オリエンタル・フローラル <レディース>

乙女チックなふわふわ系。
「天使の創造物」という名前にぴったりの、淡くて優しい香りです。

1997年発表

<トップ> ピーチ(桃)を中心とした、甘くて優しいフルーティーミックスが広がります。

<ミドル> ローズのロマンチックな華やかさと、リリーオブザバレー(すずらん)やジャスミン等のほんのりグリーンニュアンスの清潔感あふれるフローラルノートが広がります。

<ラスト> バニラの優しい甘さと、オリエンタルノート(シナモンやアンバー、白檀、ナツメグ等のミックス)のビタースウィートでウッディーな、ほんのりスパイシーな香りがゆったりと広がります。


*柔らかい桃の香りが、ホワイトフローラル&ローズへと華やぎ、ふんわりと、深みのある甘いバニラに落ち着きます。

とてもソフトでほど良くパウダリー。
桃の香りの石鹸やフルーティー系のシャンプーのような、フェミニンで落ち着いた香りです。


[持続性] ★★☆☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム

エリザベスアーデン トゥルーラブ(セクシー系)

truelove
エリザベスアーデン トゥルーラブ
* Elizabeth Arden True Love *
香調:オリエンタル・フローラル <レディース>

クラシカルで濃厚。
セクシーでパウダリーな香りです。

1994年発表 * 調香師 Sophia Grojsman

<トップ> ピーチ(桃)とアプリコットのふわふわした甘いフルーティー感があふれ出し、フリージア(浅黄水仙)が艶やかでペッパーな青みのある華やかさを、グリーンノートが柔らかな草や葉の香りを絡めます。

<ミドル> ローズ(薔薇)のロマンチックな香りが濃厚に広がり、アイリス(ニオイアヤメ)とオリスルートが茹でた人参と土を混ぜたような澱粉系のパウダリー感を絡める。そして、ヘリオトロープがナッツ風味の霞がかったような甘さを、ジャスミンとリリーオブザバレーが爽やかなグリーンニュアンスのフローラル感を添えます。

<ラスト> バニラの独特の華やかな甘さがゆったりと広がり、サンダルウッド(白檀)がミルキーなオリエンタル感を、シダーがまったり甘くてほんのりスパイシーな情熱的なウッディー感(木の香り)を、アンバーが温かみのあるセンシュアルなアニマル感を絡めます。


*エアリーな桃が、濃厚パウダリーなローズへ華やぎ、ゆっくりと甘い木の香りに落ち着きます。

高級石鹸にベビーパウダーを練り込んで、小一時間煮詰めたような香り。
濃厚で重め。クラシカルな薔薇&ピーチの香調を、思いっきりソフトに仕上げた香水です。

こういうパウダリー系の香水を付けるときのポイントは、下半身(太ももや膝裏、足首など低めがベター)の素肌に少量つけること。香り単体ではかなり重く感じるものも、肌につけて体臭と馴染ませると不思議なほど柔らかく、ふっくらとした感じに香らせることができます。


[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム

グレ カボティーヌローズ(繊細で瑞々しい香り)

cabotine
グレ カボティーヌ ローズ
* Gres Cabotine Rose *
香調:フローラル・フルーティー <レディース>

ふんわり優しいローズ香水。
万人受けする、柔らかな香りです。

2003年発表

<トップ> チェリーブロッサム(桜)のフルーティーでパウダリーな華やかさが優しく広がり、ペアー(西洋梨)が洗練されたほんのりグリーンなリンゴ系ニュアンスを、オレンジが明るいジューシー感を、ブラックカラント(カシス)がピリリとしたベリー感を絡めます。

<ミドル> ローズ(バラ)のロマンチックな香りがあふれ出し、ピオニーがフレッシュな甘酸っぱさを、ミモザがナッツ&バニラ風味の優しい甘さを、ペッパー(胡椒)がアロマティックな温かみを絡める。そして、ジャスミンがセンシュアルなグリーンニュアンスを、リリー(ゆり)が滑らかさとスパイシー感を、チュベローズ(月下香)がクリーミーなエキゾチック感を添えて深みを出し、オレンジブロッサムが全体をクリーンな質感に整えます。

<ラスト> フランジパニ(プルメリア)のトロピカルで官能的な華やかさに、ムスクが甘いパウダリー感を絡める。そこに、サンダルウッド(白檀)がミルキーでオリエンタルな落ち着いたウッディー感を、ベチバーがスモーキーな土っぽさを添えて深みを出します。


*フルーティーな桜の香りが、艶やかでスパイシーな薔薇へと高まり、ふんわりと、トロピカルなムスクに着地します。

癖がなく楚々とした、優しいローズ香水。
誰にでも似合う柔らかい香りでありつつ、グレらしい複雑さや繊細なニュアンスも楽しめます。

グレのカボティーヌシリーズは、どれも30mlボトルが1000円ちょっとといった良心的なお値段なのですが、香りはソフトながらも「香水の良さや魅力」をしっかり感じられる、とても丁寧な作りになっています。

香水にあまり馴染のない方にこそ出逢って欲しい、コロンのように使いやすい、優しい香水です。


[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋 / デイタイム

ボディファンタジー ローズペタル(軽やかな王道系)

bodyfantasies
ボディファンタジー ローズペタル
* BODY FANTASIES Rose Petals *
香調:フローラル <レディース>

「ローズ」を記号化したような香り。
軽い付け心地が魅力です。

<トップ> マンダリンのジューシーで甘いオレンジの香りに、ラズベリーが落ち付いた甘酸っぱさを、ミュゲ(すずらん)が清潔感あふれる華やかなグリーンニュアンスを絡めます。

<ミドル> ローズブーケのバランスの良いバラの香りに、ピオニーがキュートなフレッシュ感を、プラムがジューシーな甘酸っぱさを添えます。

<ラスト> ホワイトムスクのクリーンで優しい甘さがゆったり広がり、アンバーとサンダルウッドが落ち着いたオリエンタル感を絡めます。


*甘酸っぱいフルーツの香りが、優しいローズへと華やぎ、ラストは軽いムスクに包まれます。

全体を通して、とても軽やかな質感。
プチプラらしさはいなめませんが、匂い付き製品によくある「ローズ」の優しい香りが楽しめます。


[持続性] ★☆☆☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム

武蔵野ワークス 4シーズンズ(和製レトロ・ソープ系)

musashino
武蔵野ワークス 4 シーズンズ オールドローズ
* Musashino Works Old Rose *
香調:フローラル <レディース>

素朴で懐かしい。
どこかで嗅いだ、あの「バラの匂い製品」の香りです。

<トップ> ネロリ(ビターオレンジの花から採れる精油)のシトラスニュアンスの明るいフローラルに、ヒヤシンスがオイリーなグリーンニュアンスを、リーフグリーンが爽やかで立体的な青みを絡めます。

<ミドル> ブルガリアンローズのロマンチックな甘さがゆったりと広がり、カーネーションがスパイシーで快活なニュアンスを添えます。

<ラスト> ムスクの清潔感あふれるパウダリー感がふんわりと広がり、ハニーノートがナチュラルな甘さを絡めます。


*明るいグリーンの香りが、素朴なローズへと華やぎ、ふわっと甘いムスクに溶けていきます。

「おばあちゃんの手作り石鹸」の香り。
ポプリや石鹸の香り付けによく使われる、あの古典的な「バラ」の匂いです。

淡くてすっきりした、使いやすい日本製香水です。

[持続性] ★★☆☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋 / デイタイム

ル プリンス ジャルディニエ(アジア雑貨店系の香り)

LePrinceJardinier
ル プランス ジャルディニエ ブトン ドゥ ローズ
* Le Prince Jardinier Bouton de Rose *
香調:フローラル <レディース>

淡くてナチュラル。
ノスタルジックなフローラル香水です。

<シングル> ローズの明るくロマンチックな香りに、ピオニーがフレッシュな甘酸っぱさを、ジャスミンとフリージアがほんのりペッパーなグリーンニュアンスを、チュベローズ(月下香)がクリーミーでセンシュアルな甘さを、クランベリーがピリリとした酸味を絡める。そこに、ムスクが清潔感あふれるパウダリー感を、インセンス(お香)がバルサム(樹脂)のスッと鼻に抜けるような涼やかな甘さを、パピルスが乾いた木の香りを、アンバーが温かみのある甘いアニマルソースを添えて、全体に深みを出します。


*アジアの気配をまとった、曖昧なローズ系フローラル。

「石鹸の香り」を米国や西欧の大手ソープメーカーの王道の香調に沿ってご紹介してきたので、最後はちょっぴりアジアンテイストなものを一つ。

ローズとホワイトフローラルをミックスした甘酸っぱくて曖昧なブーケや、ムスクのパウダリーな質感といった基本性質に加え、お香やパピルスがどことないエキゾチック感をふんわりとプラスした、アジア雑貨店のような香りの香水です。

お香といっても濃厚さや重さはなく、ウッディーといっても紙や本のようなドライで淡い感じの、近くて遠い香り立ちが特徴。
アジアンな香りは好きだけど、現地の製品はちょっとキツイという方におすすめの、「アジアな空気をまとった西洋香水」です。

『ル・プランス・ジャルディニエ』はフランスの公爵家による、ガーデニング用品と衣類のブランド。ルイ=アルベール・ド・ブロイユが、彼の一族が所有するブールデジエール城で心地よく過ごすためのアイテムが欲しいと、19世紀の農具を復刻したのが始まりなのだとか。

飾らないけど上質で、ナチュラルなのに洗練された香りです。


[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋 / デイタイム・ナイトタイム

     

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コメント

  1. 茉莉花 より:

    ジェニファーロペスのグロウバイジェイローは、一度試香した事があるのですが、なんと無く、ランヴァンの『アルページュ』に似てます。
    ただ、じっくり嗅いでると、全く一緒ではないですね。
    ランヴァンのアルページュは、シャネルのNo.5と並ぶ、アルデハイド香水の双璧の1つ。
    日本では、エクラドゥアルページュ発売と共に姿を消してしまいましたが、海外では、まだまだ現役バリバリで、アメリカでは、人気の香水トップ10に入る程。
    ランヴァンのアルページュも、かなり石鹸のような香りですが、香りの重なり方が大変美しく、カノンの様に、トップからラストまで移行し、最後は美しい和音を奏でる様な香りとなって消え入ります。
    アルページュとは、ズバリ『分散和音』の意味。
    1927年、創始者ジャンヌランヴァンが、愛娘のマルグリット(のちにボリニャック家に嫁ぎ、マリー・ブランシュ・ドゥ・ボリニャック夫人となる)の30歳の誕生日プレゼントとして、お抱えの調香師、アンドレ・フレスに作らせたもの。
    その頃、シャネルのNo.5がブーム真っ盛りでしたので、No.5をヒントに作られたものと思われます。
    ボトルデザインは、アールデコの巨匠、ピエール・ディナンに依るもので、漆黒の丸いボトルに、ジャンヌとマルグリットが手を繋いで舞踏会に出掛ける様子を金で描き、キャップには、『黄金のラズベリー』というデザインが施されています。
    アルページュというネーミングは、マルグリットが音楽家であった事に因んでの事。
    マルグリットは、嫁いだ後も、ジャンヌを支え続け、ジャンヌの死後もメゾンの存続に力を注いでいたそうです(^^)
    愛娘マルグリットに対する、ジャンヌの愛情がたっぷり詰まった香水、アルページュ。
    一度お試しを!(^^)

    1. リリー より:

      エクラドゥアルページュは知っていますが、元祖アルページュは知りませんでした。
      香りが重なっていくところや、愛の詰まったエピソード、とても素敵ですね。
      是非試してみます!(*´▽`*)
      アルペジオ(分散和音)ときたらスケール(音階)も出てるのかなと気になって調べたところ、
      『クレッシェンド(だんだん強く)』が出てるみたいです(笑)
      現代風のものとして『デフィチエンド(だんだん消える様に)』も出したら面白いのに…!(笑)

  2. ぴろみ より:

    こんばんは。
    先日はお返事ありがとうございましたm(__)m
    また、ピオニー・石鹸系のアップもありがとうございますm(__)m

    楽しく拝見しました。試してみたい香りもいくつか。ロジェガレローズを先ず試してみたいと思います。
    ここ数年ステラをリピートしていますが、あまりに好き過ぎてこのステラの香りが私の好きな香りの基準になりつつあります。自分の定番としてこれからも愛用したいと思います。

    これからも様々な情報を楽しみにしています\(^o^)/

    1. リリー より:

      ぴろみさん、コメントありがとうございますm(__)m
      とても励みになります。(*´▽`*)

      ステラ、本当に素敵な香りですよね。私も大好きです。
      本文中で触れているとおり、ローズにピオニー等を配合したローズ香水の中でも、とくにモダンで完成度の高い香りです。
      そのため、ステラを基準にすると同系統の他の香水が霞んでしまいそうでちょっと心配ですが、それぞれの香りの個性を積極的に見つけて楽しんでいただけたら、香水好きな者としてとても嬉しいです^^
      ロジェガレ、ステラを更に石鹸っぽくしたような曖昧なトーンとアーモンドのニュアンスが魅力なので、「ホワイトフローラルの爽やかな感じ」や、「ナッツのビタースウィートな感じ」を香りの中に探しながら身にまとうと、よりロジェガレを楽しめるかと思います。

      これからも様々な香水の魅力をお伝えできますよう、がんばります(*´ω`*)

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