爽快なペッパー感が美しい、きらきらとしたグリーン・フローラル。
フリージア(浅黄水仙)の香りの魅力といえば、何といっても、そのフレッシュさとつや感です。
今回は、そんなフリージアの香りをたっぷりと楽しめる香水を集めました。
お気に入りを見つけてください^^
もくじ
- 1 クリニーク ハッピーインブルーム(癒し系きらきらフローラル)
- 2 コーチ ポピーフリージアブロッサム(マカロンが香るベリー系)
- 3 クリスチャンディオール フォーエバーアンドエバー(徹底的にフローラル)
- 4 ボディファンタジー フリージア(優しいフェミニン系)
- 5 ジョーマローン イングリッシュペアー&フリージア(大人シプレ系)
- 6 ボンドNo.9 アンディー ウォーホル ユニオンスクエアー(繊細で美しいフローラル・グリーン)
- 7 ディプティック オフレジア(ペッパー感を強調したピュアなフリージア)
- 8 ギャップ コア(次世代型愛され男子)
- 9 アニマル(シトラスの酸味がきいたオリエンタル系)
- 10 ヴィクトリアシークレット ボムシェルインブルーム(美麗リンゴ香水)
- 11 パフューマーズワークショップ サンバメン(妖艶なイランイラン系)
- 12 ディメーター フリージア(生花系リアル)
クリニーク ハッピーインブルーム(癒し系きらきらフローラル)
クリニーク ハッピー イン ブルーム
* Clinique Happy in Bloom *
香調:フローラル・フルーティー <レディース>
ノスタルジックな甘さに包まれたグリーン系フローラル。
癒されます……^^
2006年発表
<シングル> フリージア(浅黄水仙)の快活なグリーン感が鮮やかに広がり、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ(すずらん)が清潔感あふれるグリーン・フローラルの華やかさを重ねる。そして、イエロー・プルーン(西洋すもも)がクラシカルな甘酸っぱさを、砂糖に微かにナッツの風味を足したようなミモザが無垢な甘さを絡め、全体をそっと落ち着けるように、柔らかなウッディー・ノートが低く流れます。
⇒フルーティーな甘さに乗せて、グリーンなフリージアが広がります。
クラシカルな甘さが愛くるしい、まさにハッピーに花咲く香り。グリーン・フローラルの若々しさに絡む、ミモザのきらきらとした甘いフローラルと、懐かしい甘酸っぱさのプルーンの組み合わせが、ものすごく素敵です。
瑞々しく若々しい、どの年代の方にも似合う香りです。
[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム
コーチ ポピーフリージアブロッサム(マカロンが香るベリー系)
コーチ ポピー フリージア ブロッサム
* Coach Poppy Freesia Blossom *
香調:フローラル・フルーティー <レディース>
ベリーの甘酸っぱさが可愛い、キュートな香り。
甘めに仕上げたホワイトフローラルが素敵です。
2013年発表
<トップ> マカロン(アーモンドやヘリオトロープで構成された、ファンタジーノート)のナッティーなビター・スウィート感に、ストロベリーがジャムのような、ラズベリーがウッディなベリーの甘酸っぱさを絡める。そして、アプリコットがふわふわしたピーチのようなフルーティーさで香りに滑らかさを出し、ベルガモットが微かなシトラスニュアンスを、カシスの葉がアロマティックなグリーン感を添えます。
<ミドル> フリージアのペッパーなグリーン感に、タヒチアン・ティアレ・フラワーがトロピカルな、スター・ジャスミンがセンシュアルな華やかさを絡める。そして、ホワイト・オーキッド(蘭)がクリーンなパウダリー感で、全体を甘く包み込みます。
<ラスト> バニラの華やかな甘さに、ムスクがセンシュアルなパウダリー感を絡めます。
⇒ベリー風味なマカロンが、パウダリーなホワイトフラワーへと花開き、ラストは甘いバニラに包まれます。
キュートなフルーティー感と、エレガントにブレンドされた花の甘さが絶妙な香り。ベリーの若々しさと、甘めながらもグリーン調のフラワー感が、とてもモダンです。
デートや遊びなど、カジュアルなシーンに最適です。
[持続性] ★★★★☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋 / デイタイム・ナイトタイム
クリスチャンディオール フォーエバーアンドエバー(徹底的にフローラル)
クリスチャン ディオール フォーエバー アンド エバー
* Christian Dior Les Creations de Monsieur Dior Forever and Ever *
香調:フローラル <レディース>
グリーン・フローラルがロマンチックな薔薇へと華やぐ、不思議な香り。
最初から最後まで、花の香りだけが続きます。
2009年発表
<トップ> フリージアの艶やかペッパリーなグリーン感が、大胆に広がります。
<ミドル> ジャスミンが、草の葉にも似た独特なセンシュアル感を絡めます。
<ラスト> ローズ(薔薇)のロマンチックな華やかさが、全体をパウダリーに包み込みます。
⇒ペッパーなフリージアのグリーン感が、ジャスミンのセンシュアルさを纏いながら、ローズへと華やぎます。
花の香りだけでまとめた、徹底的に華やかで軽やかな香り。爽やかなグリーン・フローラルが、次第にセンシュアル感を帯び、気付くと華やかなローズに包まれているという、エッシャーの騙し絵のような、どこか永続性を感じさせる不思議な移り変わりが素敵です。
ひたすらフローラルなので、デートはもちろん、オフィスや学校にもばっちり。捉えどころのない、自由で華やかな女性の印象です。
[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム
ボディファンタジー フリージア(優しいフェミニン系)
ボディ ファンタジー フリージア
* Body Fantasies Freesia Parfums de Coeur *
香調:フローラル <レディース>
クリーンでフレッシュな明るい香り。
ふんわり優しいグリーン・フローラルです。
<シングル> フリージアのフレッシュなグリーン感に、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ(すずらん)が清潔で明るいグリーン・フローラルを絡める。そして、ローズ(薔薇)がロマンチックな華やかさを、ヘリオトロープがナッツとバニラを合わせた様な優しい甘さを添えます。
⇒フリージアとすずらんのフレッシュな華やかさが、優しく広がります。
清潔感あふれる、グリーン・フローラルの香り。すっきりとした癒し系です。
扱いやすいシンプルな香りなので、普段使いに最適。
[持続性] ★★☆☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム
ジョーマローン イングリッシュペアー&フリージア(大人シプレ系)
ジョーマローン イングリッシュ・ペアー&フリージア
* Jo Malone English Pear and Freesia *
香調:シプレ・フルーティー <レディース>
上品にまとめられた知的で瑞々しい香り。
洋梨とフリージアの、絶妙なグリーン感が魅力です
2010年発表
<トップ> ペアー(西洋梨)の洗練された、ちょっとグリーンな林檎ニュアンスのフルーティー感に、メロンのフルーティーな甘さが絡みます。
<ミドル> フリージア(浅黄水仙)のペッパーで艶やかなグリーン感が爽やかに広がり、ローズがロマンチックな華やかさを添えます。
<ラスト> ムスクのパウダリーな甘さがユラユラ広がり、アンバー(竜涎香)がオリエンタルなアニマル感で香りを温める。そして、ルバーブがピリリとした爽やかな酸味を、パチョリがスパイシーなハーバル感で活気を添えます。
⇒洋梨のグリーンなフルーティーが、華やかなフリージアへと高まり、ゆっくりと快活なムスクに落ち着きます。
ヨーロッパ感あふれる、上品で心が軽くなる香り。洋梨とフリージアのグリーンな瑞々しさ、そこにバランスよく絡みつく甘み、酸味、そして華やかさが絶妙です。
*様々なシーンに寄り添ってくれる、どの世代にも似合う完成度の高い香り。
*清らかで知的な女性の印象です。
[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム
ボンドNo.9 アンディー ウォーホル ユニオンスクエアー(繊細で美しいフローラル・グリーン)
ボンドNo.9 アンディー ウォーホル ユニオンスクエアー
* Bond No.9 Andy Warhol Union Square *
香調:フローラル <レディース>
緑の香りの繊細さと爽やかさを、存分に引き出した香り。
洗練された、モダンで美しい香水です。
2008年発表 * 調香師 Stephen Nilsen
<トップ> リリー・オブ・ザ・ヴァレイ(すずらん)の無垢なグリーン・フローラルが明るく広がり、グリーン・グラスが草の葉の甘い青さで奥行きを出します。
<ミドル> フリージアのペッパーな華やかさが艶やかに溢れ出し、バーチ(カバの木)がリッチでコクのあるウッディー感を絡めます。
<ラスト> ムスクのパウダリーな甘さが柔らかくとろけ、アンバーが温かみのあるオリエンタル感を絡めます。
⇒清楚でグリーンなすずらんが、ウッディーなフリージアへと高まり、ゆっくりとセンシュアルなムスクへとろけます。
涼やかな風が吹き渡る草原を抜けて、神話の世界のような円やかで高貴な森の中で、静かに一輪のフリージアを摘み取り、そっと、仲良しのキツネの背中に顔を埋めて微睡むような香り。グリーン・フローラルの爽やかさと繊細さを、存分に楽しめる作品です。
*透明感あふれる完成度の高い香りなので、デートやオフィスはもちろん、フォーマルなシーンにも最適
*気取っていないのに近寄りがたい、女神のような印象です。
とても肌なじみの良い香りなので、ウエストや太ももなど、服に隠れる温かな場所につけると綺麗です。
[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム
ディプティック オフレジア(ペッパー感を強調したピュアなフリージア)
ディプティック オフレジア
* Diptyque Ofresia *
香調:フローラル <レディース>
咲きたてのフリージアを思い起こす澄んだ香り。
きらきらとしたペッパー感が魅力です。
1999年発表 * 調香師 Olivia Giacobetti
<トップ> ペッパー(胡椒)のキリリと締まった、ホットなスパイシー感がふわっと立ち上がります。
<ミドル> フリージアのペッパーなグリーン感が、瑞々しく広がります。
<ラスト> 柔らかなウッディー・ノートが香り全体を落ち着けます。
⇒ペッパー感が弾ける中、フリージアがゆったりと広がり、ラストは優しいウッディーに包まれます。
フリージアの爽快なペッパー感を強調した、爽やかでピュアな香り。咲きたてのフリージアの花に顔を近づけたときの、あのピリリとしたグリーン感を楽しめます。
ナチュラルで澄んだ香りなので、どんな年代、どんなシーンにもばっちり。清潔感あふれる、大人の女性の印象です。
[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋 / デイタイム・ナイトタイム
ギャップ コア(次世代型愛され男子)
ギャップ コア
* Gap Core *
香調:フレッシュ・スパイシー <メンズ>
華やかなフリージアが舞い降りた、優しいシトラス&ウッディー。
中性的な魅力あふれる、明るくスパイシーな香りです。
<シングル> フリージア(浅黄水仙)のペッパーなグリーン感が爽やかに広がり、ラベンダーがアロマテッィクなクリーン感を、バジルがスパイシーなハーブのフレッシュ感を添える。そこに、マンダリンオレンジが甘い柑橘のジューシーさを、サンダルウッド(白檀)がミルキーなウッディー感を大胆に絡める。そして、アンバーがオリエンタルな、スウェード(子羊やヤギの革)がソフトなアニマル・ソースを低く香らせ、オークモスがインクのような苦味を、ペッパー(胡椒)がホットなスパイシー感を添えます。
⇒フリージアとオレンジ、白檀の香りが、フレッシュ感とアニマル・ソースに支えられています。
様々なペッパー感が絡み合った、華やかでセンシュアルな香り。
メンズ香水らしいアニマル感やスパイシーさを残しつつ、グリーン・フローラルなフリージアを大胆に配合した、まさに「愛され男子」。
グリーン・フローラルで甘さ控えめなレディース香水に、メンズ香水のアニマリックなセクシー感を足したような香りなので、男性にアピールしたい方にも、女性にアピールしたい方にもおすすめ。清潔感あふれる、華やかでセクシーな印象です。
[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム
アニマル(シトラスの酸味がきいたオリエンタル系)
アニマル アニマル
* Animale *
香調:オリエンタル・フローラル <レディース>
グリーン・フローラル&シトラスの、すっきりとした香り。
オークモスの柔らかな苦味が、雰囲気たっぷりです。
1994年発表
<シングル> フリージアのペッパーなグリーン感が柔らかく広がり、ピーチ(桃)がジューシーな甘さを、レモンがきらきらとした酸味を、ベルガモットがアロマティックなシトラス感を絡める。そして、オークモスが森の地面のような苔むした苦味で全体を落ち着けます。
⇒シトラスの酸味とオークモスの苦味に支えられ、フリージアが優しく広がります。
とても綺麗にまとまった香り。酸味と苦味のバランスが、絶妙にフリージアのグリーン感をひきたてています。シンプルで落ち着いた香りなので、オフィスやリラックス・シーンにもばっちり。オリエンタルな魅力あふれる、健康的な大人の女性の印象です。
[持続性] ★★★★☆ [拡散性] ★★★☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム
※グリーンの箱と蓋の「アニマル (フォー ウーマン)」はシプレ系の別の香りです。紫色の箱と蓋の「アニマル アニマル (フォー ウーマン)」が、このフリージアの香りのものです。
ヴィクトリアシークレット ボムシェルインブルーム(美麗リンゴ香水)
ヴィクトリア シークレット ボムシェル イン ブルーム
* Victoria’s Secret Bombshells in Bloom *
香調:フローラル <レディース>
リンゴの甘さが可愛い、フェミニンな香り。
あふれる透明感が魅力です。
2014年発表
<シングル> ピンク・フリージアの瑞々しく艶やかなグリーン感がふんわりと広がり、ウォーター・リリー(睡蓮)が甘くエレガンスな華やかさを絡める。そして、レッド・アップル(林檎)がフレッシュなフルーティーさで全体を優しく包み込みます。
⇒フリージアのフレッシュなグリーン・フローラルが、リンゴの優しい甘さと共に広がります。
フェミニンで瑞々しい香り。もったりとした林檎の甘さが、フリージアのペッパーな面を和らげていて、フレッシュ感が際立っています。優しく可愛らしい、女子力が高い香水です。
[持続性] ★★★☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋 / デイタイム
パフューマーズワークショップ サンバメン(妖艶なイランイラン系)
パフューマーズ ワークショップ サンバ メン
* Perfumer’s Workshop Samba for Men *
香調:アロマティック <メンズ>
イランイランの濃厚な甘さが、フリージアの艶やかなグリーンと意外な程マッチ。
メンズ香水の力強さと女性好みの甘いフローラルが絡み合う、官能的な香りです。
<トップ> ラベンダーのアロマティックなクリーン感に、ベルガモットがシトラスの苦味と酸味を絡めます。
<ミドル> フリージアの艶やかでペッパーなグリーン感に、イランイランがエキゾチックで官能的な甘さを絡めます。
<ラスト> まったりとした甘さの中にも爽やかなスパイシーさが感じられるシダーの、情熱的なウッディーがゆったりと広がり、けぶるようにパウダリーなムスクが、センシュアルな甘さで深みを出します。
⇒アロマティックなラベンダーが、官能的なイランイラン&フリージアへと高まり、ラストは深いウッディーに包まれます。
イランイランの粘るような花の甘さが、フリージアの艶やかなグリーン感を意外なほど魅力的に引き立たせている、とても官能的な香り。ラベンダーのハーバル感とシダーの強いウッディー感は確かにメンズ香水らしいのに、女性が好む花の甘さが、何ともセクシーに絡んでいます。
[持続性] ★★☆☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋・冬 / デイタイム・ナイトタイム
ディメーター フリージア(生花系リアル)
ディメーター フリージア
* Demeter Fragrance Freesia *
香調:フローラル <レディース>
「まさに、あの香り」の再現に優れたディメーターの、まさにフリージアの香り。
澄み切った、気持ちの良いフリージアを堪能できます。
<シングル> 鮮やかに咲き誇るフリージアの、華やかなグリーン感と爽快なペッパー感がたっぷりと広がります。
⇒まじりっけなしの、フリージア
咲きたてのフリージアの花をしぼって作ったのかしら、というくらいのフリージアっぷり。とても自然で澄み切った香水なので、リラックスやリフレッシュにも最適。
懐にポプリでも忍ばせてるのかの如く軽やかで自然な香りなので、上半身、ウエストや肘の内側、手首など、高めの位置につけると綺麗です。
[持続性] ★★☆☆☆ [拡散性] ★★☆☆
[TPO] 春・夏・秋 / デイタイム