ガーデニアの香りの香水(Part 2)

花言葉は「幸福」「楽しい日々」

清らかでエレガントな佇まいの、純白の花「ガーデニア(くちなし)」。
姿形の美しさも然ることながら、その芳しい香りは世界中で愛され、多くの香水の原料に使われています。

*是非パート1も併せてお楽しみください。
ガーデニア(クチナシ)の香りの香水まとめ【1】

ペンハリガン ガーデニア(伝統と格式の香り)

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ペンハリガン ガーデニア
香調:フローラル <レディース>

天然香料を使用した、英国王室御用達の贅沢な一品。
摘んだばかりの、瑞々しい花束のような香りです。

1976年発表

<トップ> バイオレットの土のような香りが静かに広がり、ベルガモットが苦味のあるシトラスの輝きを、ルバーブがピリッとした爽やかな酸味を添える。そこにマグノリア(木蓮)のフレッシュさが上品に絡み、ヒヤシンスがオイリーなグリーン感で全体をまとめ上げます。

<ミドル> ガーデニアの芳醇な香りを、イラン・イランの官能的な甘さと、チューベローズの肉感的なクリーミーさが引き立てる。
そのセンシュアルさを、ローズとオレンジ・ブロッサムがクリーンな印象に整え、ジャスミンとリリー・オブ・ザ・バレイ(すずらん)が明るいグリーン感で深みを出します。そしてクローブが甘いスパイシーさで、シナモンがビターなスウィートさで香りを温めます。

<ラスト> ベンゾインの柔らかな甘みを、ミルキーなサンダルウッドが落ち着いたウッディ感で支える。そこにバニラが華やかに香り、ムスクが優しいパウダリー感で全体を包み込みます。

温かな季節のデイタイムに映える、贅沢でエレガントな香りです。

アニックグタール ガーデニアパッション(春の日差しの香り)

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アニックグタール ガーデニアパッション
香調:ホワイト・フローラル <レディース>

ガーデニアの瑞々しさと、チュベローズのクリーミーさが魅力。
とてもセンシュアルで、しっとりとした大人の香りです。

1989年発表 * 調香師 Annick Goutal

<トップ> ガーデニアのぴりっとしたグリーン感に、ジャスミンが気品とセンシュアルさを添えます。

<ミドル> チュベローズ(月下香)の肉感的でクリーミーな香りを、オレンジ・ブロッサムがフレッシュな印象に整えます。

<ラスト> バニラが華やかな甘さで全体を包み込みます。

オール・シーズンのデイ・タイム、ナイト・タイムに活躍する、フェミニンな香りです。

kai カイ(ハワイをイメージ)

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Kai(カイ)
香調:ホワイト・フローラル <レディース>

南国ハワイをイメージしたという、清潔感あふれる香り。
ガーデニアを基調とした、ホワイト・フローラルのスウィートなフレッシュさが魅力。

1999年発表 * 調香師 Gaye Straza Rappaport

<シングル> ガーデニアの芳醇な甘さを、ホワイト・フローラルがフレッシュなクリーン感で引き立てます。

オール・シーズンの温かな日差しに映えかる、爽やかで清潔感あふれる香りです。

モノテーム ホワイトガーデニア(爽やかシトラス香水)

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モノテーム ホワイト ガーデニア
香調:フルーティー・フローラル <レディース>

シトラスのフレッシュさが心地よい、鮮やかな香り。
生き生きとしたガーデニアが印象的です。

2005年発表 * 調香師 Lorenzo Vidal

<トップ> タンジェリンの甘い香りがジューシーに広がり、ベルガモットがアロマティックな深みを添えます。

<ミドル> ガーデニアの芳醇な香りが、生き生きと立ち上ります。

<ラスト> 柔らかなムスクのパウダリー感を、ウッディ・ノートが心地よく落ち着けます。

オール・シーズンのデイ・タイムに映える、フレッシュな香りです。

サンタマリアノヴェッラ ガーデニア(芳醇な生マッシュルーム系)

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サンタ・マリア・ノヴェッラ ガーデニア
香調:フローラル <レディース>

天然香料を使用した、鮮やかな香り。
マッシュルームに似た、生のガーデニアの芳醇さが楽しめます。

2006年発表

<シングル> ネロリのアロマティックなシトラス感に支えられ、生のマッシュルームのような、芳醇なガーデニアの香りが広がります。

オール・シーズンの暖かな日差しに映える、芳醇な香りです。

クリスチャンディオール ピュアプワゾン(きらきらしたシトラス系)

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クリスチャン ディオール ピュア プワゾン
香調:フローラル <レディース>

ふんわりとしたシトラス感が心地よい、フェミニンな香り。
ガーデニアの芳醇さがポッと浮かび上がってくるような、淡いフルーティーさが魅力です。

2004年発表 * 調香師 Carlos Benaim, Dominique Ropion, Olivier Polge

<トップ> オレンジのジューシーな香りを、シシリアン・マンダリンが甘く広げる。そこにジャスミンが上品なグリーン感で立ち上り、心地よい苦味のベルガモットがアロマテッィクなシトラス感で深みを出します。

<ミドル> オレンジ・ブロッサムの淡いフルーティーさに彩られ、ガーデニアの芳醇な香りがあふれ出します。

<ラスト> ミルキーなサンダルウッドにシダーが深い落ち着きを与え、ホワイト・アンバーが柔らかなパウダリー感で、全体を温かく包み込みます。

オール・シーズンのデイ・タイム、ナイト・タイムに活躍する、キラキラした香りです。

イヴサンローラン ベルドオピウム(異国情緒あふれるスパイシー系)

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イヴサンローラン ベル ド オピウム
香調:オリエンタル・フローラル <レディース>

温かさとスパイシーさが心地よい、センシュアルな香り。
オリエンタルな深みに咲く、妖しげなガーデニアの魅力が楽しめます。

2010年発表 * 調香師 Honorine Blanc, Alberto Morillas

<トップ> マンダリン・オレンジの甘いジューシーさに彩られ、ガーデニアの芳醇な香りが立ち上る。そこにジャスミンが鮮やかなグリーン感を添え、カサブランカ・リリーが蝋のようなスパイシーさで奥行きを出します。

<ミドル> インセンス(お香)の深いバルサム感に、甘くスパイシーなタバコが温かく絡む。そこにジューシーなピーチがフレッシュさを添え、フルーティー・ノートが深みを出す。そして全体を引き締めるように、ホワイト・ペッパーがキリリと香ります。

<ラスト> サンダルウッドのミルキーなウッディ感を、パチョリがハーバルな力強さで支え、アンバーが柔らかな温かさで全体をまとめ上げます。

秋冬のナイト・タイムに映える、オリエンタルで温かな香りです。

ボディショップ イングリッシュドーン(英国庭園をイメージ)

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ザ・ボディショップ イングリッシュドーン ホワイトガーデニア
香調:フローラル <レディース>

夜明けの庭園をイメージしたという、柔らかな香り。
チュベローズとサンダルウッドの滑らかな甘さが、ガーデニアに霞がかったような空間の奥行きを与えています。

2014年発表

<トップ> 苦味と酸味が心地よいベルガモットが、アロマティックに立ち上がります。

<ミドルノート> エキゾチックなチュベローズ(月下香)がクリーミーに広がり、ホワイトガーデニアが甘く絡みます。

<ラスト> ミルキーなサンダルウッドが、柔らかなウッディ感で香りを落ち着けます。

オール・シーズンのどのシーンにも映える、優しくクリーミーな香りです。

     

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